知っておきたい牛肉の新常識

知っておきたい牛肉の新常識

高齢者にも牛肉を

加齢とともに健康を意識し牛肉の摂取を控えると、筋力の低下や体調不良の原因となりかねません。牛肉には、たんぱく質の一種「アルブミン」が含まれています。アルブミンは、筋肉の材料となるもので、極端に控えてしまうと不足し、気力や体力の衰え、再生機能の低下など、老化を早めることになります。粗食が長生きするという誤解が浸透しているので、良質の牛肉などたんぱく質の多い食材をバランスよく摂り入れましょう。

牛肉の色について

牛肉を購入しパックから出す時や、冷蔵庫で保存し、いざ食べようと思った時、肉と肉の重なり合ったところがやや茶色に変色している場合があると思いますが、これは牛肉が痛んでしまったわけではありません。牛肉本来の色は、鮮やかな赤色ではなく暗赤色(あんせきしょく)というやや暗い赤色です。暗赤色には「ミオグロビン」という鉄分を含んだ色素があり、これが空気に触れ酸化することで鮮やかな赤色になります。肉と肉が重なったところが鮮やかな赤色ではなくても安心してお召し上がりいただけます。また、解凍後に見られる「ドリップ」という赤い液体も血液ではなくミオグロビンが牛肉内の水分と一緒に流れ出たものです。うまみ成分なので、ドリップが出ないように上手に解凍してください。